観光スポット
[鹿児島のシンボル] 桜島
日常的に噴火を続ける桜島には、4000人以上の人が暮らしています。鹿児島港からフェリーで約15分。24時間運航しており、車の乗船も可能です。
「湯之平展望所」から眺めるも良し、小型機をチャーターして空から楽しむも良し。カヤックツアーやガイドツアーを利用することもできます。
たっぷり遊んだ後は「古里温泉郷」などの温泉施設で汗を流しましょう。
[温泉] 霧島温泉郷
坂本龍馬が新婚旅行で訪れたといわれる霧島温泉郷は、9つの温泉地で構成されています。
パワースポットの霧島神宮や、霧島山の霊峰である高千穂峰にアクセスしやすいエリア、温泉水が流れる丸尾滝や日本名水百選に選ばれた丸池湧水に近いエリア、日本一の巨木である蒲生の大クス付近のエリアなどさまざま。いずれも個性豊かな観光スポットが点在しています。
[温泉] 指宿の天然砂むし温泉
・ホテル・旅館・日帰り入浴施設で、砂に埋もれて入浴する砂むし温泉を体験できます。ビーチに温泉の湧き出ている場所があり、この砂を用いたものが砂むし温泉であり、江戸時代には湯治として親しまれたそう。
なお、指宿には太平洋戦争時代の戦闘機を展示する「知覧特攻平和会館」もあります。
[世界自然遺産] 奄美大島
奄美大島は、クルージングやダイビング、夜の森ツアー、マングローブツアーといったアクティビティが豊富です。多様性と希少性を兼ね備えた森や、本土や沖縄とは異なる独自の文化を楽しみましょう。お土産品には歴史ある奄美大島紬や、奄美大島でしか製造が許可されていない黒糖焼酎がおすすめ。
[世界自然遺産] 屋久島
島の約20%が世界自然遺産に登録されている屋久島。パワースポットといわれる屋久杉「縄文杉」や、幻想的な「白谷雲水峡」、ハート型の空で知られる「ウィルソン株」など、魅力的なスポットがたくさんあります。トレッキングツアーに参加するのがおすすめ。ヤクシカやヤクヤモリなど、珍しい動物にも出合えるかもしれません。
おすすめグルメ
[ブランド豚] 黒豚料理
鹿児島産の黒豚は、歯切れが良く、柔らかく、豊かな旨みが特長。繁華街の天文館には、とんかつ、しゃぶしゃぶ、おでんなどの店がずらりと並んでいます。
約400年前に琉球より持ち込まれたといわれる黒豚は、複数回の改良を経てブランド豚に成長し、全国的な人気を誇るようになりました。
[郷土料理] 鶏刺し
薩摩地鶏は日本三大地鶏の一つ。弾力や甘味があり、鶏刺しはもちろん焼き鳥や鶏飯としても親しまれています。鶏刺しが根付いたのは江戸時代。闘鶏が盛んだった当時は負けた鶏を食べていた習慣があり、闘鶏が禁止された後もハレの席で食べるようになったそう。
[郷土料理] がね
がねは、鹿児島を代表する特産品のさつまいもを、にんじんやニラと一緒に衣を付けて揚げた料理です。甘めの味付けが特長。カニに似た見た目から「がね」と名付けられたそう。鹿児島ではさつまいもを原料にした芋焼酎も特産品の一つ。
[特産品] きびなごの刺身
離島のこしき島は日本有数の漁場であり、全国の水揚げ量の約20%を占めるといわれています。足の速いきびなごを刺身で食べられるのは産地ならでは。酢味噌に付けて食べるのが一般的です。
[スイーツ] あくまき
あくまきは、もち米を灰汁(あく)に漬けた後、孟宗竹の皮で包み、灰汁水で数時間煮込んだもの。灰汁の雑菌効果で長期保存できるのが特長です。
関ケ原の戦いで島津義弘が持参したのが由来だそう。保存性の高さと腹持ちの良さから戦陣食とされ、西南戦争では西郷隆盛も食べたといわれています。