長崎

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観光スポット

[世界文化遺産] 軍艦島

炭鉱の島として栄え、かつては約5,300人もの人々が住んでいた軍艦島(端島)。炭鉱員とその家族は当時憧れだった文化住宅に住み、豊かな暮らしを送っていたといわれています。そのため小・中学校や病院はもちろん、映画館などの娯楽施設も建てられていました。しかし、石炭から石油への移行によって衰退し、1974年閉山。海に浮かぶ」墟の姿は見る者の心を揺さぶります。長崎港から船で約40分。「軍艦島上陸ツアー」への参加が必要です。

[江戸時代の貿易拠点] 出島

「日本と世界をつなぐ唯一の玄関口」として、江戸時代に日本の近代化を支えた出島。近年、復元整備事業が進み、当時の姿が再現されています。見どころは、商館長の生活を再現した「カピタン部屋」や、出土品を展示する「旧石倉」など多数。「旧長崎内外倶楽部」の1階にはレストランがあり、トルコライスをはじめとする長崎グルメが味わえます。

[世界新三大夜景] 長崎の稲佐山

1,000万ドルの夜景といわれ、世界新三大夜景に選ばれたパノラマビューは岩佐山の展望台から楽しめます。なお、強めのアピールで長崎をPRするロープウェイ内アナウンスもポイント。バスやタクシーでアクセスできます。電車なら「宝町駅」下車後、岩佐橋を渡って右へ。やや暗い道を道なりに進み、渕神社に至る階段を上ると、ロープウェイ駅にたどり着きます。

[佐世保] 九十九島遊覧船

JR「佐世保駅」からバスで約25分の「九十九島パールシーリゾート」から、九十九島をめぐる遊覧船が出航しています。所要時間は約50分。船内では地元のクラフトビールやソフトドリンクを購入できるので、ドリンク片手に九十九島の眺望を楽しむという至福のひと時が過ごせるでしょう。帰りのバス時間は要チェック。水族館やビジターセンターも併設しています。

[佐世保] させぼさるくシティ4〇3アーケード

7つの町をまたぐこのアーケード街は、散策するだけで町の活気を感じられるでしょう。160以上の店が並んでおり、珍しい特産品が見つかるかもしれません。アーケード街の路地裏には私鉄「松浦鉄道」の駅があり、フォトジェニックなレトロスポットを求めている人は必見です。一方、アーケード街の裏手には飲食店がずらり。佐世保には米海軍佐世保基地があり、外国人向けの店も点在しています。

おすすめグルメ

[長崎名物] トルコライス

ワンプレートにとんかつ、ピラフ、スパゲッティをのせた、ボリュームたっぷりのご当地グルメ。出島内「旧長崎内外倶楽部」1階のレストランで食べられます。とんかつではなく、ステーキやコロッケ、ハンバーグをのせている店もあります。

[長崎名物] 長崎ちゃんぽん

長崎新地中華街に名店が点在。ふかひれ入りのものや、揚げ麺を使っているもの、麺を炒めた焼きちゃんぽんなど、バラエティに富んでいます。長崎に行ったらぜひ、自分好みのちゃんぽんを見つけたいもの。

[佐世保名物] 佐世保バーガー

1950年頃、米海軍佐世保基地よりハンバーガーのレシピが持ち込まれ、佐世保独自の味へと進化していったのが佐世保バーガーです。佐世保バーガーの条件は、「注文後に作る」「本社が佐世保」「フレッシュな生野菜」「オリジナルソース」の4点だとか。佐世保市内はもちろん、ハウステンボス内のレストランでも食べられます。

[佐世保名物] レモンステーキ

佐世保バーガー同様、米海軍佐世保基地から伝わったステーキを、日本人の口に合うように進化させたのがレモンステーキです。鉄板に薄切り肉をのせ、食べる直前にレモン風味のしょう油ソースをかけていただきます。残ったソースにご飯を入れるのが佐世保流。爽やかな酸味にお箸が止まりません。

[歴史ある和牛] 長崎和牛

夏は涼しく、冬は暖かい気候の長崎。そこで育った和牛は、肉の旨みがぎっしり詰まっており、舌にのせるとまろやかな甘さの脂が溶けだします。1862年に日本初の解牛場が設立されて以来、長崎では牛肉料理が親しまれてきたそう。長崎産の日本酒やワインと一緒に味わってみてはいかがでしょう。