観光スポット
[福岡名物] 中洲屋台街
中洲屋台村は、約100軒もの屋台が建ち並ぶエリアです。屋台の種類は、焼き鳥、おでん、ラーメン、フレンチなどさまざま。お店をはしごして、人との出会いやグルメを楽しみましょう。開店は夕方6~7時頃。ビル街に浮かぶ赤ちょうちんが、楽しい夜へと誘います。
[日本一高い海浜タワー] 福岡タワー
全長約234mの福岡タワーは、日本一高い海浜タワーです。正三角形の外観は8000枚ものハーフミラーで覆われており、愛称は「ミラーセイル」。地上約123mにある最上階の展望室からは、福岡の街を360度のパノラマで堪能できます。夜景は「夜景100選」に選ばれるほどの美しさ。イルミネーションとのコラボ「スカイイルミネーション」も必見です。
[学業の神様] 太宰府天満宮
太宰府天満宮は、学業の神様・菅原道真公を祀る神社です。見どころは、国指定の重要文化財「御本殿」、頭をなでると知恵を授かるといわれる「御神牛」、約6000本の梅が植えられている「神苑の桜」。そして、道真の佩刀(はいとう/帯刀)や、国宝である10世紀の百科事典「翰苑」(かんえん)といった貴重な品々が収蔵されている「宝物殿」も見逃せません。
西日本鉄道「太宰府駅」から続く参道には、飲食店やお土産ショップがずらりと並んでおり、楽しい時間を過ごせます。
[縁結びの神社] 宝満宮 竈門神社
宝満宮 竈門神社は、縁結びの神様として親しまれている神社です。見どころはおしゃれな授与所。世界的に活躍するインテリアデザイナー・片山正通氏がデザインしており、神社のイメージを刷新するようなインテリアに仕上げられています。いちご型のお守りなど、授与品も乙女心をくすぐるものばかり。
さらに、授与所の裏手・展望舞台にあるスツールは、英国出身のプロダクトデザイナー、ジャスパー・モリソン氏がデザインしたもの。神社の厳かな雰囲気を残しながらも、スタイリッシュな雰囲気を演出しています。
近年は、アニメの主人公と神社の名前が同じであることから「モチーフになったのでは」と人気急上昇。多くのファンが訪れています。
[世界文化遺産] 糸島(いとしま)
糸島は、玄界灘に面した福岡県西部の糸島半島にあります。北側には美しい海、南には山々が連なる自然豊かなスポット。博多から電車1本、約40分でアクセスできるのも魅力です。
夕陽の名所「桜井二見ヶ浦」や、神秘的な洞窟を遊覧船で探検できる名勝奇岩「芥屋の大門」、歩くたびにキュッキュッと音が鳴る「姉子の浜」など、見どころが盛りだくさん。海水浴、サーフィン、ゴルフ、登山などのアクティビティもでき、移住希望者にも人気です。
おすすめグルメ
[ご当地ラーメン] 博多ラーメン
博多ラーメンは、白濁した濃厚な豚骨スープのイメージが一般的。ところが、豚骨の煮込み時間やしょう油の濃さは店によって異なり、さまざまなスープが味わえます。
共通しているのは「替え玉」ができることと、麺の硬さを指定できること。久留米の豚骨ラーメンは中太麺ですが、博多ラーメンは「細いストレート麺」が特長です。
[郷土料理] ゴマサバ
ゴマサバとは、生サバをしょう油・煎りごま・みりんと和えた郷土料理です。玄界灘に面する福岡では、昔から新鮮でおいしい魚が水揚げされてきました。そのため他府県では生食できなかったサバも、福岡なら可能。しょう油が普及した江戸時代後期~明治時代初期に、食べ方の一つとしてゴマサバが広まりました。
[郷土料理] 水炊き
福岡の水炊きは、ぶつ切りの骨付き鶏肉を煮込んでから季節の野菜を入れてポン酢で食べる鍋料理。外国船が寄港した長崎で中国風の淡塩煮が広まったのがきっかけです。中国の淡塩煮と西洋のコンソメ、そこに和食の要素を入れた福岡独自の水炊きができあがりました。福岡には老舗の水炊き専門店もあり、観光客や地元客でにぎわっています。
[郷土料理] もつ鍋
もつ鍋とは、牛や豚のもつ(肝臓以外の内臓<ホルモン>)に、ニラやキャベツをのせて、しょう油や味噌仕立てのスープで煮た鍋料理。とうがらしのピリ辛感と、ニンニクの香り、かつおや昆布の出汁がポイント。締めはちゃんぽん麺を入れて、もつや野菜から出たスープを余すことなくいただくのが定番です。
[焼き鳥大好き県民] 焼き鳥&とり皮
福岡は焼き鳥店の数が多く、人口10万人あたりの店数は日本一。昔ながらの焼き鳥店から多様な串を扱うお店まで多様な店と出合えます。そんな福岡では豚バラ肉の串と、山盛りのキャベツが並ぶ光景が定番。皮をらせん状に巻いた「とり皮」も人気メニューの一つです。