ウポポイ(民族共生象徴空間)とは?
ウポポイとは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」。
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、アイヌ文化の復興と発展を目的とするナショナルセンターとして、2020年、北海道白老町に創設されました。
広い敷地内には、アイヌ文化を紹介する「国立アイヌ民族博物館」や、伝統的な家屋群(チセ)を再現した「伝統的コタン」、アイヌの伝統芸能を上演する「体験交流ホール」などが立地。アイヌ語で「大きな沼」を意味するポロト湖畔を楽しみながら、伝統文化を五感で学べます。
見どころ
見どころの一つは、6テーマ「ことば・世界・くらし・歴史・仕事・交流」で展示されている、国立アイヌ民族博物館の基本展示です。
芸術的な文様をあしらわれた小刀や衣装、ことばの仕組み、生活の知恵などをじっくり鑑賞できます。館内のシアターではアイヌ文化をわかりやすく紹介した映像作品を上映。英語・中国語・韓国語・タイ語・ロシア語の音声ガイド機も利用できます。
伝統的家屋群(チセ)を見学できる伝統的コタンでは、文化解説や芸能体験を行っています。
体験交流ホールでは伝統芸能や短編映画が実施されており、体験学習館と工房では木彫・刺繍・調理を体験できます。
園内にはアイヌにまつわる40種類以上の樹木や草花が生息しているので、天気の良い日はのんびり散策したり、テイクアウトのスイーツを味わったりとポロト湖畔の自然をたっぷり満喫できます。
アクセス
JR「新千歳伊空港駅」から快速・特急列車で約40分、JR「札幌駅」からは特急列車で約65分。JR「白老駅」北口からは徒歩約10分でアクセスできます。
URL | ウポポイ(民族共生象徴空間) 公式サイト |
住所 | 北海道白老郡白老町若草町2丁目3 |
時間 | 平日 9:00〜18:00 土日祝日 9:00〜18:00 |
休日 | 月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) |