ばんえい競馬とは、最大1トンの鉄そりを、体重1トン前後のばん馬にひかせて力比べをさせるレースです。巨体を揺らしながら坂を登るばん馬の姿は圧巻。
以前は旭川と岩見沢でも行われていましたが、現在は帯広競馬場（ばんえい十勝）のみとなり、世界唯一の「ばんえい競馬場」となりました。
発祥は北海道開拓時代。重い荷物をひいて農耕などを支えていた馬は「輓馬（ばんば）」と呼ばれており、馬の力比べをさせるレースが農民の娯楽として定着しました。

2カ所の坂を含む全長約200mのコースを駆け抜ける姿は、息を呑むほどダイナミックで思わず目を離せなくなるほど。
レースは土・日・月の開催（公式サイトで要確認）ですが、ばん馬に合える「ふれあい動物園」や、ばん馬の歴史を学べる「馬の史料館」、十勝の野菜やチーズを販売する「とかちむら」が併設されており、レースがお休みの日もばん馬の魅力や十勝の味覚を楽しめます。

帯広百年記念館、北海道立帯広美術館、おびひろ動物園が徒歩圏内です。
帯広百年記念館で開拓の歴史や、十勝の自然について学んだ後は、噴水のある緑ヶ丘公園を散策したり、グリーンパークでピクニックしたり。JR「帯広駅」から徒歩でアクセスできるスポットです。

タクシーでJR「帯広駅」南口から約7分、十勝バスならJR「帯広駅」バスターミナル12番乗り口から乗車して「帯広競馬場前」で下車。
体力に自信がある人は、JR「帯広駅」から徒歩でアクセスできます。