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観光スポット

[フォトジェニック] 角島大橋

角島大橋は、コバルトブルーの海に延びる長い橋で知られる絶景スポットです。映画やドラマ、CMのロケ地として使われており、SNSでも大きな話題を呼びました。通行料無料の橋としては日本最長で、徒歩やサイクリングで渡ることも可能。
角島には白浜のビーチや、日本海を一望できる公園、鳥居がずらりと並んだ「元乃隅神社」など、橋を渡った後もたくさんの撮影スポットに出合えます。

[国指定の名勝] 錦帯橋

錦帯橋は、岩国市の清流・錦川にかかる木造橋。5連のアーチが特長で、日本三名橋の一つといわれています。長さ約193m、幅約5m。上から圧力がかかるほど強度が増すという組木の技法が使われており、下からの眺めもぜひ押さえておきたいところです。春には大名行列が練り歩く「錦帯橋まつり」も開催されます。

[日本の道百選] 菊屋横町

菊屋横町は萩城の城下町で、通りを歩けば武家屋敷の美しいなまこ壁が見られます。中・下級の武家屋敷が軒を連ねていたこのエリア。東西に延びる御成道には、藩の豪商、江戸屋、伊勢屋、菊屋の商家が並んでいた歴史があり、3つの横町にはその名が残されています。幕末の高杉晋作、第26代総理大臣・田中義一の誕生地でもあります。

[特別天然記念物] 秋芳洞

秋芳洞は、秋吉台国定公園の地下約100m、総延長約10kmにも及ぶ国内最大級の大鍾乳洞です。洞内は季節を問わず、17℃の一定温度。約1㎞の観光コースを歩けば、棚田のような「百枚皿」といった自然の造形美を堪能できます。より冒険度の高い「冒険コース」「体験コース」は有料で体験可能。19時から暗闇の秋芳洞を歩く「ロマン探検」は事前予約が必要です。

[世界文化遺産] 萩反射炉

萩反射炉は、1858年に建設された反射炉の遺跡です。鎖国時代、黒船来航によって危機感を持った萩藩は海防を強化。西洋式の鉄製大砲を造るには、硬い鉄をやわらかい鉄に溶解できる反射炉が必要だったそう。蘭書の設計図よりも小さいこの反射炉は試作炉だと考えられており、産業化にむけた試行錯誤が見て取れる貴重な資産として世界文化遺産に登録されています。

おすすめグルメ

[高級ブランド魚] ふぐ

山口県を代表する高級ブランド魚「ふぐ」。豊臣秀吉がふぐ食禁止令を出した後、山口県出身であり初代内閣総理大臣の伊藤博文が1888年山口県限定でふぐ食を解禁。以来、山口グルメとして定着しました。こうした歴史から下関にはふぐを管理する設備が充実。全国で水揚げされたふぐは一度下関のふぐ専門卸売市場「南風泊市場」に集められ、全国へと発送されています。

[ブランドいか] 須佐男命いか(剣先いか)

須佐男命いかは、萩市の港町・須佐の漁師が一本釣りして、生きたまま運ばれる「剣先いか」です。漁師たちが一致団結して生み出したブランドいかで、透き通ったお造りは一見の価値あり。国のモデル事業として指定され、全国各地にその名が知られるようになりました。

[郷土料理] 瓦そば

瓦そばとは、アツアツに熱した瓦の上に、香りの良い茶そば・黄色が美しい錦糸卵・甘辛い牛肉などをのせた川棚温泉のご当地グルメです。レモンの輪切りやもみじおろしで、味変しながら食べるのがポイント。
「西南の役」で薩摩郡の兵士たちが瓦の上で肉や野菜を焼いた、というエピソードが発祥。江戸時代に庶民が瓦を使うのは許されていませんでしたが、川棚温泉においては治安を守るため特別に使うことが許されており、それが後押しになったといわれています。

[ソウルフード] ばりそば

ばりそばとは、バリバリに揚げた中太の固い麺に、具材たっぷりの餡をかけたご当地麺です。皿うどんは豚骨ベースですが、ばりそばは鶏ガラベースなのが特長。餡もサラッとしていて、さっぱり食べられるのが魅力です。店によって差はあるものの、ボリューム満点でコスパ抜群のソウルフードです。

[ブランド牛] 見蘭牛(けんらんぎゅう)

見蘭牛は、日本在来の見島牛と、オランダ原産のホルスタインから生まれた萩のブランド牛です。在来牛から受け継いだ濃厚な旨み・コク・香りを楽しめるのが魅力。網焼きで食べると素材本来のおいしさを堪能できるでしょう。なお、和種の純血を保つ見島牛は国の天然記念物に指定されています。