観光スポット
[大正浪漫] 銀山温泉
銀山温泉は、大正浪漫の郷愁が漂う温泉街です。大正末期から昭和初期に建築された旅館が立ち並んでおり、ノスタルジックな雰囲気が楽しめるでしょう。落差約22mのダイナミックな「白銀の滝」や、延沢銀山廃坑洞を見学できる「銀鉱洞南口（文化庁史跡指定）」、ガス灯がともる夜の風景も必見です。
[国定公園] 蔵王連峰
蔵王連峰は宮城県と山形県にまたがる連峰で、17の山で構成されています。エメラルドグリーンの湖面が美しい「御釜」は駐車場から徒歩約2分。標高約1661mから蔵王の山々を一望できる「山頂テラス」、中間駅の樹氷高原駅からアクセスできる「百万人テラス」も映えスポットとして人気です。
[日本遺産] 出羽三山
出羽三山は、羽黒山・月山・湯殿山のこと。「生まれ変わりの旅」ができると、三山を参拝する信仰が広まりました。羽黒山にある2446段の石段は、ミシュラン・グリーンガイド3つ星に認定されています。なお、三神が祀られた「三神合祭殿」を参拝すると、三山のご利益が得られるといわれています。
[パワースポット] 上杉神社
上杉神社は、戦国時代最強といわれた武将・上杉謙信を祀るパワースポットです。開運招福・諸願成就・学業成就・商売繁盛を願う多くの参拝客で賑わっています。神社の横にある国指定登録有形文化財「上杉伯爵亭」は、郷土料理や米沢牛が味わえるお食事処。コーヒーやジェラートを提供する和風カフェでは、着物・甲冑・忍者の着付けも体験できます。
[霊山] 宝珠山立石寺
宝珠山立石寺は、松尾芭蕉の名句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が生まれた山寺です。人・病気・災いとの悪縁を切り、良縁を結ぶご利益で知られています。煩悩が消えるといわれる1015段の階段を上って奥の院を目指しましょう。五大明王を奉る「五大堂」からは、大パノラマの絶景が楽しめます。
おすすめグルメ
[ブランド牛] 米沢牛・山形牛
きめ細かいサシが魅力の米沢牛は、柔らかい食感、豊かな香りの脂、甘みのある赤身が特長です。一方、山形牛はきめ細かな肉質で、サシと赤身のバランスに優れたまろやかな味わいが特長。昼夜の寒暖差と、猛暑・厳冬の気候が育てたブランド牛をぜひ食べ比べてみましょう。
[郷土料理] 芋煮
芋煮は、里いも・牛肉・こんにゃく・ねぎなどの具材を、しょう油・みりん・砂糖・水で煮込んだもの。みそ仕立てにする地域もあります。発祥は1600年代。最上川を下ってきた船頭たちが、荷受人を待つ間に開いた宴会で食べたといわれています。
[郷土料理] 食用菊「もってのほか」
食用菊「もってのほか」は、シャキシャキの食感が魅力。おひたしや酢の物、天ぷらでいただきます。品種名「もってのほか」の由来は「天皇家の家紋である菊を食べるなんてもってのほか」「もってのほか美味」などさまざま。松尾芭蕉も愛した食用菊は、今なおほろ苦い大人の味として親しまれています。
[ブランド豆] だだちゃ豆
だだちゃ豆は、山形県鶴岡市でしか栽培されていない茶豆です。枝豆の王様と称されるほど、コクがあって風味豊か。8月中旬～下旬に最盛期を迎えます。茹でるも良し、焼くも良し。ご飯に混ぜて炊いたり、細かくつぶして茶巾にしたりする食べ方もあります。
[フルーツ] さくらんぼ＆ラ・フランス
山形県はさくらんぼの高級品種「佐藤錦」発祥の地。さくらんぼもラ・フランスも、全国一位の生産量を誇る特産品です。さくらんぼの旬は6月上旬～7月初旬、ラ・フランスの旬は10月中旬～12月。フルーツ狩りできる果樹園で、とれたてのおいしさを味わってみてはいかがでしょうか。