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観光スポット

[観光期間は4月中旬〜11月末] 黒部ダム

黒部ダムは、立山町に立地する日本有数の巨大ダムで、北アルプスと立山連峰に抱かれたダイナミックな風景が魅力です。 特に人気を集めているのが、観光放水。日本一の高さから毎秒約10~15トンの水が吹き出る様子は圧巻です。満水時に湖面の標高が約1448mになる黒部湖。日本一高所の遊覧船「黒部湖遊覧船ガルベ」に乗れば、北アルプスの山々、そしてダム湖からの黒部ダムも楽しめます。

[特別名勝・特別天然記念物] 黒部峡谷

黒部峡谷は、日本有数のV字大渓谷です。北アルプスの隆起に加えて、黒部川が長い時間をかけて浸食してきました。トロッコ電車でしかアクセスできないため、トロッコ電車が運航される4月中旬〜11月末のみ観光可能。春は新緑、秋は色とりどりの紅葉が車窓の向こうに広がります。

[4~6月の期間限定] 雪の大谷

雪の大谷は、高さ約20mに及ぶ雪の壁です。標高約2450mの立山室堂平は豪雪地帯。特に大谷は吹き溜まりになるので、道路を除雪すると大きな雪の壁ができ上ります。
「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」は、1年間のアルペンルートが解禁されるイベント。雪の大谷を散策したり、リラックスチェアで大自然を満喫したり、雪の壁をスコップで掘り進めたり、普段できない貴重な体験が盛りだくさんです。

[世界文化遺産] 五箇山(ごかやま)合掌造り集落

五箇山(ごかやま)合掌造り集落は、合掌造りの建物が立ち並ぶのどかな山村です。庄川沿いには40の集落が点在。なかでも伝統的な建物が残る相倉と菅沼の2集落は、人が暮らす集落として世界文化遺産に登録されました。
相倉は標高約400mの段丘にあり、20棟の合掌造り家屋が現存。「五箇山和紙漉き体験館」では、人形への絵付け体験ができます。一方、菅沼には9棟が現存。黒色火薬の原料「塩硝」の製造過程を再現した「塩硝の館」や、先陣の生活用具や資料を展示した「五箇山民族館」で、当時の暮らしを学べます。

[恋のパワースポット] 海王丸パーク

海王丸パークは、世界の帆船模型や海・港・船の展示を楽しめる公園です。展望広場からは富山湾や立山連峰を一望でき、夜になるとライトアップされて幻想的な海王丸を鑑賞できます。海王丸は商船学校の練習船として誕生し、地球約50周分を航海。バレンタインデーに進水したのを理由に、「恋人の聖地」として選定されました。海王丸では、船上結婚式を挙げることもできます。

おすすめグルメ

[春の風物詩] ほたるいか

3月~6月に解禁される富山湾のほたるいか漁は、漁を見学するツアーが実施されるほど富山でしか見られない春の風物詩です。なかでも、ほたるいかの大群が海岸近くに集まる、魚津港周辺の「ほたるいか群遊海面」は国の特別天然記念物に指定されるほど。漁場と漁港が近いので鮮度が高く、お刺身、天ぷら、酢味噌合えなどさまざまな調理法で味わえます。

[名産] 白えび

「富山湾の宝石」と称される白えびは、ほたるいかに並ぶ名産品で「富山県のさかな」に指定されています。とろりと柔らかな食感と上品な甘みが魅力。お刺身や昆布締めのほか、かき揚げも絶品です。郷土料理には「そうめんの出汁」があり、白えびの旨みが凝縮したつゆが市販されるようになりました。

[ブランドガニ] 紅ズワイガニ

立山連峰の雪解け水や湧水など良質な水が流れ込む富山湾で育った「紅ズワイガニ」は、上品な甘みと濃厚なかに味噌が魅力の富山グルメです。旬は11~12月。9月1日に漁が解禁されてから翌年5月頃までの比較的長い期間、味わえます。

[郷土料理] ます寿司

酢飯にますをのせた「ます寿司」は、江戸時代から続く郷土料理です。 大正時代に駅弁として売り出されてから、全国へと広がりました。富山市内には「ますのすしミュージアム」があり、約300年の歴史を誇る技術を学べるほか、手作り体験も可能です。

[深海魚] げんげ

げんげは、体長約20cmで細長い深海魚です。全身がゼラチン質で覆われており、コラーゲン豊富な魚として人気を集めるようになりました。味噌汁や天ぷら、一夜干しにして食べるのが一般的。昔は「下の下の魚」と言われていましたが、近年では幻の魚「幻魚(げんげ)」と記されるようになりました。