観光スポット
[温泉地] 由布院温泉
湯布院温泉は、国内屈指の温泉地です。 温泉だけでなく、JR「由布院駅」から徒歩でアクセスできる「金鱗湖」や、樹齢1000年以上の大きな杉がそびえる「大杵社(おおごしゃ)」、馬に揺られながら約60分美しい風景を楽しめる「観光辻馬車」など名所も多数。森の奥深くまで進めば、深さ約15~60mの大峡谷「由布川峡谷」もあります。
[温泉地] 別府
日本有数の源泉数と湧出量で知られる別府。奈良時代の古文書「伊予国風土記」では、みことの命を救った温泉として登場しています。8カ所の温泉郷「別府八湯」は、異なる特長を持つのがポイント。
一方、熱湯が噴出するエリアは「地獄」と呼ばれて恐れられていましたが、現在は「べっぷ地獄めぐり」と親しまれて観光の定番コースに。源泉の成分によって色が異なるほか、天候によって色が変わる地獄も要チェックです。
[世界文化遺産] 九重“夢”大吊橋
九重“夢”大吊橋は、標高約777mの森にそびえる、長さ約90m・高さ約173m・幅約1.5mの吊橋です。遠くにはくじゅう連山、足下には鳴子川渓谷の原生林、眼前には「日本の滝百選」に選ばれた震動の滝・雄滝や雌滝が広がる絶景ポイント。「天空の散歩道」とも呼ばれ、四季折々の表情を堪能できます。
[日本百名道] やまなみハイウェイ
やまなみハイウェイとは、大分県別府市から熊本県阿蘇市に抜けるドライブコースです。撮影スポットは、タデ原湿原、長者原、くじゅう連山を一望できる直線道路。手前には広々とした草原、遠くには白い噴気の出る硫黄山と、三俣山と星生山の風景を見わたせます。
最高地点は標高約1330 mの牧ノ戸峠。春~夏は美しい草花、秋は紅葉、冬は霧氷を堪能できるでしょう。片道約50分で、阿蘇五岳も眺望できます。
[フォトジェニック] 真玉海岸
真玉海岸とは、夕陽が海岸を赤く染める幻想的なスポットです。なかでも日没と干潮が重なるタイミングがおすすめ。干潟が赤く染まって、フォトジェニックな風景を撮影できます。
真玉海岸は、恋愛成就のスポットで知られる恋叶ロードの途中に立地。「日本の夕陽百選」にも選出された絶景ポイントです。
おすすめグルメ
[郷土料理] とり天
大分県のとり天は、鶏のもも肉や胸肉をしょう油・にんにくで味付けして天ぷら粉で揚げた後、練りからしと酢醤油で食べる郷土料理です。鶏肉をたくさん食べる大分は、2019年に鶏肉年間消費量全国1位にランクイン。昔から鶏めしや鶏汁などの鶏料理が親しまれています。
[スイーツ] やせうま
やせうまとは、小麦粉を練って平たく伸ばしたものに、きなこや砂糖をまぶして食べるおやつです。平安時代、妙蓮寺に向かっていた幼い若君が、乳母の八瀬(やせ)に、「八瀬、うま(食べ物)」と食べ物をねだり、八瀬が小麦粉を伸ばしてきなこを混ぜて食べさせたことから「やせうま」と呼ばれるようになったと伝えられています。
[ブランド牛] おおいた豊後牛
おおいた豊後牛とは、豊かな自然の中で育てられた黒毛和種の牛肉です。美しい霜降りでとろけるように柔らかく、風味も豊か。2017年、「和牛のオリンピック」 として知られる「第11回全国和牛能力共進会(宮城県開催)」において、種牛の部で日本一(内閣総理大臣賞)、全区で優等賞入賞、総合で全国第3位を受賞しており、評価の高いブランド牛です。
[高級魚] 関サバ・関アジ
関サバ・関アジと呼べるのは、大分市佐賀関沖「速吸の瀬戸」で一本釣りされ、大分市佐賀関に水揚げされた真サバ・真アジだけです。潮の流れが早く餌も豊富な「速吸の瀬戸」で育った魚は大きく、脂がのって、身も引き締まっているのが特長。旬である12~3月は脂がのって絶品の「関サバ」を堪能できます。
[郷土料理] りゅうきゅう
りゅうきゅうとは、アジやサバといった旬の魚を、しょう油・酒・みりん・ごま・しょうがのタレと合えた郷土料理です。漁師のまかない飯であり、保存食として大分全域に広まりました。名前の由来には諸説あり、沖縄の漁師に作り方を教わった説、ごま和えを「利休和え」と呼んでいたところから派生した説などがあります。