観光スポット
[四国最長の大河] 四万十川
四万十川は、全長約196km・流域面積2,186平方kmを誇る四国最長の大河です。カヌー・SUP・シュノーケリングなどのアクティビティから、屋形船までさまざまな体験が可能。
そして見逃せないのが、川にかかる沈下橋。洪水で沈下することを想定して作られた橋で、自然とともに生きる四万十川らしい生活スタイルを感じられるでしょう。なお、四万十川の源流は、標高約1336mの不入山。周辺には四国カルスト、天狗高原などフォトジェニックなポイントがたくさんあります。
[世界文化遺産] 足摺岬
足摺岬は四国最南端の岬。展望台から視界270度以上の世界が広がっており、地球の丸さを実感できます。足摺岬の断崖には高さ約18mの足摺岬灯台があり、展望台へと続く広場には坂本龍馬やジョン万次郎の銅像が立地。近隣には天然記念物の「白山洞門」や、足湯スポット、亜熱帯植物園などがあり、岬からの散策が楽しめます。
奇岩を案内してもらえる「足摺七不思議ガイドツアー」もおすすめ。
[世界有数のダイビングスポット] 柏島
柏島は、エメラルドグリーンの海が広がる高知県南西部の島です。「船が浮いて見える」ほど透明度の高い海を誇り、SNSを通じて一躍話題になりました。豊後水道と黒潮がぶつかる海域なので魚種が多く、世界有数のダイビングスポットとしても有名。海水浴やシュノーケリングなどのマリンアクティビティで、美しい海を堪能しましょう。周囲約4kmの島で、約400人の島民が在住。ノスタルジックな町並みを楽しめる散策もおすすめです。
[グルメスポット] ひろめ市場
ひろめ市場は、高知グルメ、エスニック、鮮魚、精肉など個性的なお店が集まる巨大屋台村のような商店街です。「龍馬通り」「お城下広場」など複数ブロックに分かれており、至るところにテーブルと椅子が置かれているのが特長。好きなものを買ってきて持ち寄るスタイルで、多様な高知グルメを満喫できます。
名前の由来は、土佐藩家老の屋敷跡が周辺にあったこと。屋敷がなくなった維新後も「弘人屋敷(ひろめやしき)」と呼ばれており、そこから「ひろめ市場」と名付けられました。
おすすめグルメ
[郷土料理] カツオのたたき
カツオのたたきとは、3枚におろしたカツオを焼き網であぶったもの。カツオは高知県の県魚で、古くから親しまれてきた魚です。漁師が船上で食べていたまかないで、鮮度が落ちたカツオを食べるために生まれた料理法だといわれています。
[ブランド牛] 土佐あかうし
土佐あかうしは、アミノ酸が豊富で旨みが強く、脂身がすっきりしているのが魅力です。明治時代に九州から持ち込まれた褐色の牛を改良して誕生したブランド牛。褐色の被毛がシバ草地によく映え、美しい放牧風景を作り上げています。
[ブランドさば] 清水さば
清水さばは、土佐清水で水揚げされるゴマさばのことです。足摺付近の海は潮の流れが速くて、餌も豊富。おいしいさばを育てる条件が整っており、特に秋~冬は脂が乗ったさばが穫れるベストシーズンです。
さらに、一匹ずつ一本釣りする「立て編み漁法」がポイント。船の生け簀で生きたまま港へ運ばれるため鮮度が高く、お造りで味わっておきたい高知グルメです。
[おやつに食べたいご当地グルメ] いも天
いも天は、ほんのり甘い衣でサツマイモをふっくら揚げたご当地グルメです。砂糖や塩など各店秘伝のレシピで衣を味付けしているので、冷たくなってもおいしく食べられるのが魅力。昔からサツマイモを栽培していた高知県では、いも餅やいもケンピなど、サツマイモを使ったスイーツがたくさんあります。
[4~9月が旬] 四万十うなぎ
四万十うなぎは、四万十市を代表する高級食材です。天然うなぎ漁が解禁されるのは4月~9月の半年間のみ。炭火で焼き上げた天然うなぎは、パリッとした皮と弾力のある身が魅力です。一方、10月~3月に解禁されるのは、うなぎの幼魚「しらすうなぎ」漁。四万十川に、集魚灯の幻想的な世界が広がります。