観光スポット
[重要伝統的建造物群保存地区] 大内宿
大内宿は江戸時代の宿場町で、ずらりと立ち並ぶ茅葺き屋根の家は今も店舗兼住居として使われています。会津若松市と日光今市をつなぐ重要な街道だった大内宿。ぜひ郷土料理を味わえるお食事処やお土産処をのぞいてみましょう。全体を見渡せる「大内宿見晴台」や、当時の風習がわかる「大内宿町並み展示館」もおすすめスポットです。
[探検] あぶくま洞・入水鍾乳洞
あぶくま洞は、全長約600mにわたって豊富な種類の鍾乳石が続く、幻想的なスポットです。あぶくま洞から車で約10分のところにあるのが入水鍾乳洞。普段着で楽しめるライトなコースだけでなく、膝下が地下水に浸かった状態で進むチャレンジコースもあり、冒険心をくすぐる場所として人気を集めています。
[絶景スポット] 五色沼湖沼群
五色沼湖沼群は神秘的な風景が楽しめるスポットで、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されています。湖沼それぞれに異なる青色を楽しめることから「神秘の湖沼」といわれており、「青沼」の美しさは必見。色の違いは、火山性物質や季節が要因と考えられています。
[史跡] 会津若松城跡
会津若松城は、鶴ヶ城と呼ばれて親しまれる会津若松市のシンボルです。戊辰戦争の際、新政府軍の猛攻に耐えたことから、難攻不落の名城として知られるようになりました。2023年春にリニューアルオープン。甲冑をはじめとする貴重な資料や、天守からの眺望、デジタルアートが楽しめるほか、VRで歴史的な建造物や物語を体験できます。
[温泉] スパリゾートハワイアンズ
スパリゾートハワイアンズは、6つのテーマパークからなる温泉レジャー施設です。映画『フラガール』の舞台(旧・常磐ハワイアンセンター)となり、一躍有名になりました。プール、温泉、ステージショー、エステ、ゴルフなど豊富なアクティビティが魅力。宿泊施設は5タイプあり、グランピングも体験できます。
おすすめグルメ
[郷土料理] 鯉料理
鯉を食べるようになったのは、明治時代に郡山で鯉の養殖を始めたのがきっかけ。鯉の刺身を辛子酢みそで食べる「鯉のあらい」や、鯉の切り身を豆腐やネギと煮込んでみそで仕上げた「鯉こく」のほか、甘露煮や燻製などの鯉料理が味わえます。猪苗代湖から引いた安積疎水にはミネラルがたっぷり含まれており、臭みの少ないおいしい鯉に育つといわれています。
[ラーメン] 喜多方ラーメン
喜多方ラーメンは、煮干し・鶏ガラ・豚骨などで出汁をとったしょう油ベースのスープと、太くてコシのある縮れ麺、豊富なチャーシューが特長です。名水百選に選ばれた「栂峰渓流水」を含む水が使われているため、深い味に仕上がるといわれています。
[白身魚] メヒカリ
メヒカリは、常盤沖をはじめ太平洋沿岸でとれる白身魚です。天ぷら、唐揚げ、干物、お刺身で食べるのが一般的。皮が柔らかいので丸ごと味わえます。旬は1~2月。目が青く光っているため、メヒカリと名付けられました。
[郷土料理] えご海藻
えご海藻は、「エゴ草」を煮溶かして四角く固め、辛子しょう油でいただく郷土料理です。ゼリーのようなプルンとした食感が魅力。江戸時代後期に、酒の肴として新潟から伝わったのが始まりだそう。砂糖をかけて、おやつとして食べる地域もあるそうです。
[スイーツ] はっとう
はっとうとは、そば粉ともち米粉をこねて伸ばし、ひし形に切って茹でた後、塩・砂糖・えごまを混ぜた粉をまぶした郷土料理です。名前の由来には、江戸時代に御法度だった粉を使っていた説、あまりのおいしさからお殿様が平民に禁じた説などがあります。