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観光スポット

[世界三大奇勝] 東尋坊

東尋坊は、サスペンスドラマにたびたび登場する断崖絶壁の海岸ですす。約1kmの岩肌は柱状節理と呼ばれる奇岩で、世界に3カ所しかないといわれる名所でもあります。絶壁の高さは約25m。上から見下ろせばスリル満点、波打ち際の「千畳敷」から見上げればダイナミックな自然を体感できるでしょう。東尋坊タワーや東尋坊観光遊覧船もあります。

[2023年リニューアルオープン] 福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館は、恐竜・地質・古生物学を扱う博物館です。福井県勝山市北谷町には日本最大の恐竜化石発掘現場があり、多くの恐竜化石が発見されてきました。2023年にリニューアルオープンした同館では、恐竜の骨格が50体に増えたほか、日本初公開であるブラキロフォサウルスのミイラ化石も展示されています。

[国史跡]  白山平泉寺 / 平泉寺白山神社 

平泉寺白山神社の境内は美しい苔に覆われた厳かな空間で、「苔宮」の名でも知られています。1300年を超える歴史を誇りますが、一向一揆で一度は焼失。再興されたものの、境内のほとんどが山林や田畑に埋もれてしまったそう。白山平泉寺は神仏習合の寺だったため、明治時代に寺から神社へ。1989年から始まった発掘調査によって石垣や坊院跡などが発見され、「中世の一大宗教都市」の姿が明らかになりました。

[修行道場] 大本山永平寺

永平寺は、1244年に道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山で、禅の修行道場です。現在も、全国から集まった雲水(修行僧)が厳しい修行に勤しんでおり、ピンと張り詰めた空気が漂っています。見どころは、修行の場である7つのお堂「七堂伽羅」と、昭和の日本画家144名による天井絵がはめ込まれた参照閣2階「絵天井の間」。
ごま豆腐や永平寺そばなど、お土産やご当地グルメの店が並ぶ門前町も必見です。

[絶景] 三方五湖

三方五湖は、美浜町と若桜町にまたがる5つの湖の総称であり、2005年ラムサール条約湿地に登録されました。全長約11.4kmの県道「三方五湖レインボーライン線」のドライブコースを進むと、途中に「レインボーライン山頂公園」が立地。リフト・ケーブルカーで5カ所のテラス「五湖テラス」「美浜テラス」「中央テラス」「茶屋テラス」「若狭テラス」まで登ると、三方五湖と若狭湾のパノラマビューを堪能できます。

おすすめグルメ

[ブランドガニ] 越前ガニ

越前ガニは、福井県で水揚げされる雄のズワイガニです。コクが濃厚なカニ味噌と、繊細な旨みを味わえる身が魅力。なお、雌のズワイガニはセイコガニと呼ばれ、越前ガニより小ぶり。カニ味噌がぎっしり詰まっており、「赤いダイヤ」と呼ばれる内子も絶品です。越前ガニの漁は11月6日から3月20日、セイコガニは11月6日から12月31日まで約2カ月限定です。

[郷土料理] 越前おろしそば

越前おろしそばは、冷たいそばに冷たいつゆをかけ、大根おろしや削り節、きざみネギをのせたもの。越前そばとは、そば殻も一緒に挽いた田舎そば。コシの強い麺で食べ応えがあり、辛味大根のピリッとした辛みが食欲をかき立てます。福井県では冬でも冷たいそばが一般的。冠婚葬祭や大晦日の夜などに食べられています。

[ソウルフード] ソースカツ丼&ボルガライス

ソースカツ丼は、1924年に福井市の「ヨーロッパ軒」で誕生したといわれるソウルフード。薄いトンカツに甘酸っぱいウスターソースがしみ込んで、スイスイご飯が進みます。トンカツ好きな福井県では、オムライスにトンカツをのせた「ボルガライス」も登場。給食に出るほどの大人気メニューです。

[郷土料理] へしこ

へしことは、サバなどの魚を塩漬けしたうえで、米糠と塩に漬け込んで約半年~1年漬けた発酵食品です。食べる時は糠を落として、アテにしたり、おにぎりの具にしたり。パスタやピザの味付けにも使われています。魚を樽に漬け込むことは「へしこむ」といわれており、これが「へしこ」という名前の由来になった説といわれています。

[精進料理] 永平寺のごま豆腐

ごま豆腐は精進料理を代表する一品です。修行僧のタンパク質源として古くから親しまれてきました。もっちりした食感と、ごまの香ばしい風味が魅力。特製みそだれをかけていただきます。近年は、ごま豆腐プリンやごま豆腐ぜんざいなどのスイーツも登場し、若者を中心に人気を集めています。