観光スポット
[世界文化遺産] 富岡製糸場
富岡製糸場は日本初の官営模範製糸場で、明治5年に建てられました。100棟以上の建物が立地。長さ約140mもある巨大な繰糸場にはフランスから導入した金属製の繰糸器300釜が設置されており、当時は世界最大規模の器械製糸工場として活躍していました。
見学でなく、フランス式繰糸器(復元機)実演や、座繰りによる糸枠飾りづくり体験(事前予約制)で学ぶこともできます。
[日本三名泉] 草津温泉
草津温泉は、日本三名泉の一つで。毎分32,300リットル以上もの温泉が湧き出しており、周辺の温泉旅館では「源泉かけ流し」で湯浴みを楽しめます。泉質はpH値2.1と、日本有数の酸性度。温泉街の中心には湯畑があり、湯けむりを上げる幻想的な風景を望めます。なお、湯畑前の「熱乃湯」では、湯もみと踊りショーを公演しているほか、湯もみ体験も可能です。
[日本百名山] 谷川岳
谷川岳は、標高約1963mのトマノ耳と、標高1977mのオキノ耳の2つからなる双耳峰です。初心者におすすめなのは、ロープウェイを使って「天神平駅」から尾根を歩いて山頂をめざす「谷川岳山頂登山コース」。高山植物を楽しみながら、360度のパノラマビューを目指しましょう。
谷川岳には「遭難者が世界一多い山」とギネス認定されるほど険しい岩場があり、一ノ倉沢はロッククライミングの聖地として知られています。上級者以外はどのコースを歩くのかしっかり計画してから登りましょう。
[東洋のナイアガラ] 吹割の滝
吹割の滝は、幅約30m・高さ約7mの滝が流れ落ちる名瀑です。ダイナミックに飛散する姿は、東洋のナイアガラと言われるほど。見応えがあるのは雪解け水で水量が増す4~5月ですが、秋には紅葉をバックに美しい光景を堪能できます。吹割の滝は、岩盤の柔らかいところが浸食されて割れ、特に大きく割れたところが谷になったもの。下流には鱒飛の滝や般若岩、甌穴などの見どころが続きます。
[ダム湖] 奥四万湖
奥四万湖は、湖水の青色が幻想的なダム湖です。コバルトブルー、ターコイズブルー、インディゴブルーなど、太陽光の加減によって刻々と変化するのが特長で「四万ブルー」と呼ばれています。散策はもちろん、四万温泉内のレンタサイクルでアクセスすることも可能。気候が良い季節には、カヌーやSUPなどのアクティビティを楽しめます。
おすすめグルメ
[郷土料理] おっきりこみ
おっきりこみは、無塩の幅広麺を野菜と一緒に煮込んで、味噌やしょう油で味付けしたもの。麺の生地に切り込みを入れるため、「おきりこみ」と名付けられたそうです。野菜はニンジン、長ねぎ、しいたけ、かぼちゃ、里芋などさまざま。江戸時代中期頃から、庶民の主食として親しまれてきたといわれています。
[郷土料理] ひもかわうどん・館林のうどん・水沢うどん
群馬を代表するうどんは、桐生市の「ひもかわうどん」・館林市の「館林のうどん」・渋川市の「水沢うどん」の3種類です。ひもかわうどんは麺の幅が広く、館林のうどんは邑楽館林の小麦「百年小麦」を使用。水沢うどんは日本三大うどんの一つで、つやとコシ、もちっとした食感が魅力です。
[ブランド牛] 上州牛
上州牛は群馬県のブランド牛です。放牧されてのびのび育っているので身が引き締まっており、食べ応えのある赤身肉が魅力。バランスの良いサシが入った霜降り肉は、口の中でとろけながらも、脂の旨みを堪能できます。
[郷土料理] こんにゃく味噌おでん
こんにゃく味噌おでんは、群馬県の特産物・こんにゃくを使った郷土料理です。こんにゃくを水とお酒で煮込んだ後、味噌だれを付けていただきます。ポイントは味噌だれを付ける前に、こんにゃくの水気をしっかり取っておくこと。からっ風が吹く群馬県では、体を温める料理として愛されています。
[スイーツ] 焼きまんじゅう
焼きまんじゅうは、まんじゅう竹串に刺し、甘辛の味噌だれを塗って焼き上げた郷土料理です。江戸時代末期から庶民の間で親しまれてきました。店によってまんじゅうの食感やたれの味が異なるので、お好みの味を探してみては。