観光スポット
[世界自然遺産] 白神山地
秋田県と青森県にまたがる白神山地は、世界最大級のブナ林が広がる世界自然遺産です。コバルトブルーの神秘的な「青池」「沸壺の池」、石灰岩がむき出しになった「日本キャニオン」、山奥の津軽霊山「見入山観音堂」など、見どころがいっぱい。
「白神山地ビジターセンター」で紹介されている多様な散策コースから、自分の体力に合ったコースを選びましょう。
[日本三大霊山] 恐山霊場
恐山霊場は、「死後の世界に近い場所」「あの世とこの世をつなぐ場所」「亡くなった人の魂が集まる場所」などと称される霊場です。
地獄のような光景が広がっているのは、延命地蔵殿の左側。火山性ガスが噴出する岩場に、積み上げられた石や人形が無造作に置かれており、異質な空気を放っています。
そして、その先に出てくるのが極楽浜。白浜とエメラルドグリーンの湖が、天国のような光景を生み出しています。
[景勝地] 十和田湖・奥入瀬渓流
秋田県と青森県にまたがるカルデラ湖の十和田湖。子ノ口から焼山まで約1.4mにわたって続いているのが、奥入瀬渓流です。
CMに起用されるほど美しく、神秘的な表情が楽しめるでしょう。特にフォトジェニックなのが、勢いよく川が流れる「阿修羅の流れ」と、高さ約7m・幅約20mに及ぶ「銚子大滝」。スローシャッターで撮影すると、流れる水を白糸のように写せます。
森と川、滝に囲まれた大自然。運が良ければ、カモシカや野鳥に合えるかもしれません。
[伝統文化] 津軽藩ねぷた村
津軽藩ねぷた村は、実物大の大型ねぷたを鑑賞できる施設です。金魚ねぷたの絵付けや、津軽焼粘土細工といった工芸体験も可能。津軽三味線の生演奏を聴いたり、津軽塗の製作を見学したりしながら、津軽の伝統文化にふれましょう。アンテナショップやリンゴ直売所も併設しています。
[奇岩/天然記念物] 仏ヶ浦
仏ヶ浦は下北半島の海岸沿いに立地。約2kmにわたって白緑色の奇岩が連なるスポットです。エメラルドグリーンの海と巨岩のコントラストは、極楽浄土を思わせるほどの美しさ。
散策できますが、観光船や遊覧船の利用がおすすめ。海からしか見られない絶景を楽しめます。
おすすめグルメ
[ブランドマグロ] 大間のマグロ
大間のマグロは、「黒いダイヤ」と呼ばれるほど最高級ブランドのマグロです。対馬海流にもまれて育つので身が引き締まっており、甘くて上質な脂が魅力。かつては史上最高値1匹3億3360万円を叩き出したことも。現地を訪れた際は、ぜひブランドマグロを味わっておきましょう。
[郷土料理] ホタテ貝焼き味噌
ホタテ貝焼き味噌は、ホタテの貝柱に酒・みりん・味噌を入れ、ホタテやネギなどの具材を入れ、卵でとじた津軽発祥の郷土料理です。江戸時代から食べられていたと記す文献が残っているほか、太宰治の著書『津軽』にも登場しています。
[郷土料理] 八戸せんべい汁
八戸せんべい汁は、肉や野菜を入れた鍋に、岩手県の伝統食品・南部せんべいを割り入れて煮込んだ汁物です。使われる南部せんべいは、汁物用に作られたもの。「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」第7回九州大会で、ゴールドグランプリを受賞しました。
[スイーツ] うんぺいもち
うんぺいもちは、もち米・砂糖・水をこねてかまぼこ状にした和菓子です。強めの甘さとシャリッとした砂糖の食感が特長。結婚式の引き出物に用いられる縁起物で、ゴマ入りや抹茶入りなどのアレンジしたものもあります。
[スイーツ] べこもち
べこもちは、もち米粉・うるち米粉・砂糖をこねた生地を着色し、かまぼこ状にした和菓子です。断面の美しい柄とモチモチ食感が特長。節句をはじめ、お祝いの席に出される一品です。蒸したり、焼いたりしていただきます。